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容積流量計は、原理的に電気などの外部エネルギーが不要で、流体のエネルギーにより運動子(回転子)を作動させ、運動子の回転数から流量を算出します。一般に計量精度の良い測定ができ、流量の積算にも適しているので、工業計器を始めとして広く一般に使用されています。特に国税庁通達により、石油類の課税数量査定に容積流量計を使用することが認められてからは、取引証明用の流量計測分野において重要な位置を占めてきました。
コリオリ流量計は、流体の温度、圧力、粘度、密度などの変化に影響を受けない唯一の特性である「質量」を、直接連続的に測定する質量流量計です。コリオリの力を利用したユニークな原理により、高精度かつ高感度で質量流量を検出、アナログ、または周波数出力に変換し、広範な質量流量システムを構成することができます。一般液体のほか、食品、薬品、スラリー、高密度ガスなどの流量計測ができます。また流量計測と同時に、温度と密度が計測できる複合センサであることも大きな特長です。
流れの中に置かれた物体(三角柱)の下流には、一定条件で左右交互に規則正しい渦列が発生します。
この渦はカルマン渦と呼ばれ、カルマン渦の発生周波数から流量を知ることができます。
渦流量計は、液体、気体、蒸気に使用でき、可動部が無く、圧力損失が低いことなど、使いやすく、耐久性、再現性の優れた流量計として、熱量取引、熱量管理をはじめとする広範な分野で活躍している流量計です。
超音波流量計の原理にはいくつかの種類がありますが、当社の超音波流量計はA、B2つのトランスデューサ間で交互に送・受信する超音波の伝播時間の差から流量を算出します。
さらに、計算式に音速を含まない伝播時間逆数差法を採用しているので、高精度で安定した流量計測が可能です。
また、マルチパスと言われる複数のセンサを対向させたタイプは、より高精度な要求に対応することができます。
タービン流量計は、流れの中に置かれ、流れと平行な軸を持つ羽根車の回転速度が流速に比例することを利用し、羽根車の回転数から、流量を算出します。
広い粘度範囲の液体に対して、高精度計測が可能である特長を生かし、石油類、一般化学液体、液化ガス、水などのプロセス制御や工程管理、取引用としてご使用いただけます。
液体用に加え飽和蒸気計測専用形もラインナップしています。
熱式質量流量計は、センサ部が2本のシースパイプ形状のセンサで構成され、それぞれが流速センサと温度センサの役割を持っています。流速センサを周囲温度と一定の温度差になるよう制御(加熱)します。流体が流れ流量センサから奪われる熱量は、質量流量と相関があるため、奪われた熱量を補うために流量センサへ加えられる電力量から質量流量を算出することができます。流量レンジが広く、温圧補正なしに直接質量流量を計測できる特長があり、省エネ達成のための管理用流量計として多くの実績があります。