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形式：EL4801
最新のエレクトロニクス技術を駆使し、高速化が要求されている熱量の計測に対応すべく開発された新しいデジタル計器です。
本演算器は、超音波流量計で計測された天然ガス・都市ガスの音速より、ガス熱量値を算出します。
また超音波流量計にて流速を計測し、流量を同時に求めることが可能です。
不活性ガスを含まない天然ガス・都市ガスの場合、ガスの分子量（密度）と熱量との相関関係から密度計による熱量計測方法がよく用いられています。
ガスの分子量と相関がある音速（超音波流量計にて計測）と、ライン温度・圧力と熱量の相関関係を演算ロジックとして実装して熱量を算出しております。
本機器は大阪ガス株式会社殿との共同開発品となります。
※本機器は弊社超音波流量計専用の演算器です。
●約1秒の高い応答性と高精度な熱量計測
実測値に基づいた演算ロジックにより、高速・高精度な計測が可能です。
●熱量値・流量値の同時計測
音速・流速を計測することにより、熱量・流量を同時に算出します。
●付帯設備のコストが不要
プロセス側は超音波流量計設置のみとなります。
付帯設備、ガスの減圧、放散/回収が不要です。
●表示値を長期間ＵＳＢメモリなどの外部記憶装置に保存可能
●温度、圧力、熱量、比重、流量のうちから最大4つをアナログ出力（4-20mA/1-5V）可能
| 熱量範囲 | 39～50MJ/m3（normal） | ||
|---|---|---|---|
| 温度範囲 | 0～50℃※1（推奨温度範囲：校正ポイント※2±10℃） | ||
| 圧力範囲 | 0.2～5MPa［G］ 5～10MPa［G］ |
||
| 熱量計測精度 | ±0.25MJ/m3（normal） | ||
| 応答時間 | Min.1秒 | ||
※1：温度が低い場合、ガスが凝縮する場合あり
（プロセスにて凝縮しない管理・使用が必要）
※2：校正ポイント：現地熱量校正時の計測温度・計測圧力・ガス熱量の条件
・計測原理上、校正ポイントから温度・圧力・ガス組成が変動した場合は誤差の要因となり得る
校正ポイントから著しく変更する場合は再度現地校正することを推奨
・温度計、圧力計の計測誤差、また、ガス組成の変動により、熱量指示が変動する場合あり
熱量指示が計測精度を超えて変動する場合には、プロセスの再現性の確認が必要
・不活性ガス（N2、CO2等）の混入は誤差の要因となり得る
・0℃以下でご使用になる場合には、お問合せください
| BOX-PC | BX-710P2-AC5411（CONTEC社製） | |||
|---|---|---|---|---|
| CPU | Celeron（R）プロセッサ1.06GHz（FSB533MHz） | |||
| メインメモリ | 1GB（200ピンSO-DIMM×1） | |||
| HDD | SATA SSD（2GB） | |||
| OS | Windows Embedded Standard 2009 | |||
| 入力信号 | 温度入力 圧力入力 |
A/D変換ボード PCI-3178（interface社製） | ||
| 絶縁方式 | チャンネル間独立絶縁入力 | |||
| 入力レンジ | 1～5V、4～20mA※1 | |||
| 分解能 | 16bit | |||
| 入力インピーダンス | 2GΩ（TYP） | |||
| 相対精度 | ±4LSB（at25℃） | |||
| 誤差（Max.） | ±0.15％ of SPAN（0～50℃） | |||
| 出力信号 | 熱量出力 流量出力 比重出力 温度出力 圧力出力より4選択 |
D/A変換ボード PCI-3347（interface社製） | ||
| 負荷抵抗 | 電流出力時：450Ω Max． | |||
| 負荷容量 | 450pF以下 | |||
| 絶縁方式 | チャンネル間絶縁出力 | |||
| 出力レンジ | 4～20mA、1～5V※1 | |||
| 分解能 | 16bit | |||
| 相対精度 | ±8LSB（Max.）（at25℃） | |||
| 誤差（Max.） | ±0.10％ of SPAN（MAX）（0～50℃） | |||
| アラーム出力 | 許容負荷 | AC250V 5A DC30V 5A 1出力 a接点、b接点 | ||
| 表示方式 | LCD表示ユニット 6.5型（640×480） カラーTFT（26万色）（タッチパネル付） | |||
| 表示項目 | 温度 | 小数点以下2桁（℃など） | ||
| 圧力 | 小数点以下2桁（MPa [abs]など） | |||
| 音速 | 小数点以下2桁（m/sなど） | |||
| 熱量 | 小数点以下2桁（MJ/Nm3など） | |||
| 流量 | Nm3/h など | |||
| 比重 | 小数点以下4桁 | |||
| 異常報知 | エラーメッセージ | |||
| インジケータ | 表示更新、通信、ロギング | |||
| 動作モード | RUN MODE | 熱量演算表示モード（演算、表示の更新周期：1秒） | ||
| SET MODE | パラメータ設定モード | |||
| データロギング | 間隔：1～600秒 件数：外部USBメモリ容量による | |||
| 通信 | RS-485（超音波流量計結合用）※2 | |||
| 外部入力 | 表示ユニット前面タッチパネル（タッチペン付属）、USB（前面よりキーボード、マウス接続可能） | |||
| 外部記憶 | USBポートに接続可能（USBメモリなど） | |||
| ファン寿命 | 約10年（24時間稼動時） | |||
| 電源 | 100～120VAC、200～240VAC | |||
| 使用周囲温度 | 0～50℃ | |||
| 消費電力 | 80VA Max. | |||
| 取り付け | パネルマウント | |||
| 塗装色 | つや消し黒 | |||
| 質量 | 約20kg | |||
| 付属品 | タッチペン1個、ヒューズ1個、筐体取付金具4個 | |||
※1：250 Ω精密抵抗を端子台に接続して切り替えます
※2：弊社の超音波流量計のみ結合可能となります
※ダウンロードには、アンケートのご入力・認証が必要となります。
EL4801
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