MIYAZAKI HIKARI
小学2年生からクロスカントリースキーを始め、国内大会で多くの実績を残す。高校・大学時代には日本代表に選出され、2016年ユースオリンピック混合団体では7位に入賞する。クラシカル種目を得意とし、高い集中力と気持ちを前面に出した力強い走りが特徴。挫折や困難と向き合いながらも常に向上心を持ち、2026年ミラノ五輪出場、日本人初となるメダル獲得を目指す。
HISTORY
1998-2010
地元の小学校の部活動でクロスカントリースキーと出会う。冬の授業ではグラウンドでクロスカントリースキーをやることも。小学2年生時に出場したレースで2位を経験し、その悔しさからクロスカントリースキーに夢中になる。
2011-2018
中学1年生で出場した初の全国大会で悔しい思いをし、中学2年生時の全国大会で全種目優勝。中学3年生で全国大会クラシカル3km、リレー優勝。県立中野立志館高校へ進学し、高校1年生で全日本選手権リレー優勝。高校2年生ではインターハイ クラシカルで優勝、ユースオリンピックにも出場する。高校3年生、アジア大会 リレーにおいて優勝を果たす。
2018-
世界に対する周りからの期待に耐えられず、国内でも全く成績を残せなくなり、挫折を味わい、クロスカントリースキーから一度離れる。現在のコーチと出会い、改めてクロスカントリースキーが心から好きなことに気付き、再起を誓い、2022年全日本選手権で初優勝。そして、次は真の目標である世界でトップになるために、2024年現在、北欧を拠点に奮闘中。
AWARDS
2023年
特別国民体育大会冬季大会スキー競技会 インターバル、クラシカル、リレー 優勝
2023年
特別国民体育大会冬季大会スキー競技会 インターバル、クラシカル 2位
2022年
全日本選手権 マススタート、クラシカル 優勝
2020年
とやま ・なんと国体 女子リレー 優勝
2019年
全日本学生スキー選手権大会 5km クラシカル 優勝
2019年
世界ジュニア選手権大会 出場
2018年
世界ジュニア選手権大会 出場
2017年
世界ジュニア選手権大会 出場
2017年
札幌冬季アジア大会 20km リレー 優勝
2016年
ユースオリンピック 混合団体 7 位入賞勝
2016年
インターハイ クラシカル 優勝
2015年
ぐんま冬季国体 少年女子の部 優勝
2015年
全日本選手権 リレー 優勝
GALLERY
INTERVIEW
Q1. クロスカントリースキーを始めたきっかけ
姉がクロスカントリースキーをやっていたことがきっかけで、この競技に出会いました!始めてから知ったのですが、曾祖父も昔クロスカントリースキーをやっていたみたいなんです!
Q2. クロスカントリースキーの面白さ
自然が相手のスポーツなので、その日の雪質や気温はもちろん違います!その中で様々な斜面変化の中、いかに楽に速く進むことができるか。技術はもちろんですが、フィジカルや体力、瞬発力、バランス力などが噛み合わさった時、アドレナリンが出て疲れ知らずに滑ることが出来るのがとても楽しいです!心臓や肺が苦しくなってくるとワクワクするんです!
Q3. これまでで⼀番嬉しかったこと
1年間の目標を立て、その目標に向かって日々自分と向き合い、常にハングリーな気持ちで情熱的にハードトレーニングをして、冬を迎え目標としているレースに標準を合わせられ、自分にも周りにも、全てにおいて勝てた時がなんとも言えないぐらい嬉しいですし、幸せです!!
Q4. これまでで⼀番苦しかったこと
大学生時代が1番苦しかったです。スキーに対して気持ちが入っておらず、目的や目標が明確でなかったのでそれが良くなかったと思っています!「必ず這い上がってやる!!」と思い、その過去のどん底があるからこそ、今があると思っています!!
Q5. SDGsとクロスカントリースキーの関係
地球温暖化の影響もあり、世界中で雪不足が起きています。私達の競技は、自然の雪がなければ競技をすることが出来ません。SDGsの取り組みは、持続可能な開発目標の中に含まれる、環境問題に取り組まれております。少しでもスキーを長くするために、私に出来ることは限られていますが、SDGsに熱心に取り組んでいるオーバルと共にSNSなどで発信していくことができます。少しでも多くの人にSDGsが知れ渡るようこれからも発信していきたいです!
Q6. これからクロスカントリースキーを始めようとしている方にひとこと
とても魅力的な競技へようこそ!!クロスカントリースキーはとてもハードな競技として沢山の方に知られていますが、ゆっくり楽しくクロスカントリースキーの板を履いて普段見られない森の中を歩いてみたりするのも、物凄く楽しいと思います!!
Q7. 今後の目標
私は世界一になる。誰に何を言われようと、私は世界の頂点を見に行く。