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Psonic-L4

形式:UL4

液体

気体

蒸気

Psonic-L4_超音波量流量計

Psonic-L4_超音波量流量計

石油類の計量に適した、液体用マルチパス超音波流量計です。
平行4パスの採用で、精度±0.15%RDを実現しました。






  • 高機能・高性能
  • 防爆
特長
製品仕様
ドキュメント

超音波流量計とは(計測原理)

伝搬時間と流速(流量)

 超音波流量計は一方のセンサから発信された超音波が、もう一方で受信するまでの時間を計測しています。この時間を「伝搬時間」といいます。センサA→センサBへの伝搬時間(Tab)と、センサB→センサAへの伝搬時間(Tba)は、流れのない時の伝搬時間は等しくなります。
 しかし、流れがある場合は、超音波信号も流されるのでTabとTbaの伝搬時間に差が生じます。超音波流量計ではセンサの伝搬時間TabとTbaを計測して、二つの伝搬時間の「差」から流速を算出し、配管内の断面積を乗じて流量を求めています。


平行パス(測線)の採用による長期安定性と冗長性

平行パスによる長期安定性

超音波の減衰が少なく、強い信号が得られます。配管内に超音波を反射させるタイプに比べ、管内面の汚れなどによるリスクが少なく長期的安定性が保たれます。

4パスによる冗長性

万が一、センサが故障しても、流量測定を継続できるよう、欠測時の補完処理を行います。これにより、ダウンタイムを最小限にさせることが可能です。

新しい石油製品取引流量計

●Psonic-L4は石油製品取引に対応
●1台のPsonic-L4で石油製品の双方向計測が可能
●双方向計測で配管レイアウトが簡易化され、配管コストが低減
●ストレーナ不要のためランニングコスト削減
●既存のタービン流量計の更新に最適な構造


豊富な自己診断機能の搭載

●自己診断機能の充実により、液体用(とくに石油類の計量用)流量計としてより高い稼働安定性

高精度±0.15%RDを実現

●4パスにより高精度±0.15%RDを実現
●ISO/IEC17025認証設備で構成試験を行うことで、取引用途で必須となるトレーサビリティの確保が可能

  ■ 整流器付上流管(10D)と下流管(5D)を配管した条件)             ■ OIML R117-1 Evaluation Report

様々なアプリケーションに対応

●海上出荷・受入での取引
●パイプラインでの取引
●FPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)での取引
●FSO(浮体式海洋石油・ガス貯蔵積出設備)での貯蔵・積出量の管理
●工場ラインにおける厳正な管理

適用流体

ガソリン

灯油

軽油

重油

その他

主な仕様

適用流体 石油、重油、その他液体(超音波が伝搬する均一液体)
呼び径 100、150、200、250、300mm
測定方式 伝搬時間逆数差法、4パス
接続規格 JIS 10、20、30K、JPI150、300、ASME150、300
流速範囲 -10~+10m/s
精度 ±0.5%RD(標準)、±0.15%RD(高精度校正)
温度範囲 -20~+120℃
最高使用圧力 接続規格により異なる(設計圧力:8MPa at 120℃)
構造 防爆(TIIS、ATEX)、IP66

製品カタログ

一般仕様書

※ダウンロードには、アンケートのご入力・認証が必要となります。

GBM007-6

液体用

特長
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